こんにちは!
2023年が始まったと思ったらなんともう5月・・・!すぐに夏がやってきますね☆
今回のあんしんネット社長室はちょっと趣向を変えて、コラムをお届けいたします!
ライドシェアとヒゲ。
内閣府の規制改革委員会にてライドシェアについてZホールディングスの川邉会長が言及しています。
また、維新の橋本さんもライドシェア推進を謳っています。
要点はタクシーは必要な時に全然足りない→ライドシェアを解禁して供給量を高めようと言うことです。
結論から申し上げるとライドシェアを他産業が行うと安全性(損害保障も含む)と我々の生産性が脅かされるので、タクシー事業者自らライドシェアに取り組むしかないと考えています。また、タクシー車両が移動モードとしてタクシーモード・バスモードや貨物モードといったマルチモード化することによって需給の増減に対応できるようにしていく必要もあります。
以前ウーバーがダイナミックプライシングについての実証実験を行いました。その際には結局ウーバーが忙しく料金設定を高くした場合は他の移動手段に切り替える利用者が多く、値下げした場合のみ利用者が増えたため実証実験の結果生産性は向上しなかったことがわかっています。
クオリティを落とさずにマルチモード化を
自前のライドシェアおよびマルチモード化は会社として責任を持って進めていきます。
ただし、タクシーのサービスクオリティそのものも向上する必要があります。元々アメリカでウーバーがライドシェアとして市民権を得た理由は既存のタクシードライバのレベルが低く、利用者から信頼を得られなかったためです。適正経路で進行しなかったり、服装がだらしなかったり、ホスピタリティ対応ができなかったりといったような接客サービス業として三流以下だからライドシェアに負けたとも言えます。
何より安全に関してのクオリティが低ければただちにライドシェアに負けてしまいます。繰り返し車をぶつけたり、交通違反を犯すドライバーは全く通用しません。
プロとして公道で一般車両よりも安全なドライビングスキルや実用的な地理を身につけなければ通用しないということです。
タクシー会社ならではのハイレベルで勝ち抜く
私はタクシー自体が変わらず、ライドシェアが解禁されたドライバー職は暗いと考えています。
それはなぜか?
amazonドライバーや大手運送会社の下請けの個人事業主のドライバーが荷物を届けに来られることがよくあります。
大変失礼ですが挨拶もまともにできない方が見受けれらます。正規雇用とは違い、サービス業としての基本教育も受けていませんから当然と言えば当然です(もちろん全員ではありません)。車と免許さえあれば誰でもできる仕事として紹介されていることも多いので、「車運転できるし、たくさん運んだらたくさん稼げるしやってみよう」くらいの認識で働かれている方も中にはいるかもしれません。
少なくともアメリカのウーバータクシーは、社会保障番号を登録時に確認・管理をしてドライバーの身元を保障するそうですから、ドライバー個人もより良いサービスを心がける傾向にあるようです。
しかし、先述のとおり日本での運送会社などの下請けの個人事業主ドライバーは誰でもできる仕事として認知されているように、そこまで確認や管理も厳しくはありません。
ライドシェアを使ってみようとしたとき、目の前の仕事に向き合えず自分の気分が良い時だけ働きたいからサービスクオリティは気にしていないなんていうドライバーがやってきたとしたら…?
ドライバー本人にとっては、お客様を乗せられると仕事になるから良いかもしれませんが…、サービスクオリティや仕事に対する意識の低いドライバーにあたったとき、割を食うのはお客さまではないでしょうか。そういったサービスレベルの方に良い対価を払う人はいないでしょう。
日本で一番、ありがとうと言われる会社に
つばめグループのサービスは社会インフラとして必要だと信じています。
また、提供しているサービスにも社会にとって価値があると考え、ますます高めたいと思っています。
ライドシェアが解禁された後もタクシー会社ならではのハイクオリティを貫き、「つばめがやっているライドシェアだから」と選んでいただけるように成長していくことが重要だと考えます。
ハイクオリティを貫く、成長をしていくということは、自分にとって都合の良いことばかりではありませんが、難しさがあるからこそ成長の実感や達成感を得られて仕事に面白みを見出すことができるのではないでしょうか。
今年度も4月より新卒者が入社いたしました。
心より歓迎すると共に、先輩として道を示し、同時に後輩から学びを得たいとも思っています。職場に良い刺激をもたらすメンバーだと確信しています。
そして、新たなメンバーを加え”つばめブランド”を超えていくため「日本で一番ありがとうと言われる会社」であると共に「働く人にも選ばれる職場」をビジョンとして新年度も取り組んでまいりましょう。
あんしんネット社長室 リニューアル
今回は、社長が寄せてくださったコラム。前回までは社長との対談をお届けしてきましたあんしんネット社長室。
実は今回が最終回なんです…
あんしんネット社長室は、6月号より
つばめモビリティプロジェクト推進室 として生まれ変わります!!!
ジョブチャレンジやスキルチャレンジ制度挑戦希望者の募集もカタチを変えてご紹介予定!
コラムなどのコンテンツも予定しておりますのでお楽しみに☆
最後にいつものご挨拶…
今日も元気に、ご安全に、行ってらっしゃい!