タクシー業界への転職を考えている方にとって、未経験でのスタートは不安を感じるもの。
運送業界やドライバーからの転職者もいますが、実はタクシー運転手の多くは全く関係のない職種からの転職者が7割と言われています。

この記事では、なぜタクシー運転手に未経験者が多いのか、失敗しないタクシー選びのコツや、転職者向けの支援などを紹介。

「優良会社の見分け方は?」
「未経験者だからこそ知っておくべきことは何?」

といった疑問まで、詳しく紹介していきます!

タクシー運転手 転職 説明会 採用担当

《目次》
・タクシー運転手に未経験者が多い理由
【理由①】歩合給で高収入が目指せるから
【理由②】自分のペースで勤務ができるから
【理由③】休みが多く、プライベートの時間を取りやすいから
【理由④】業務に対するプレッシャーが少ないから
【理由⑤】人間関係に悩みにくいから
【理由⑥】休憩時間が自由だから
【理由⑦】お客様とのコミュニケーションが楽しめるから
【理由⑧】女性でも活躍できるから
【理由⑨】将来性が高いから
【理由⑩】定年が遅く、長く勤務できるから
・タクシー運転手が「きつい」と言われる理由
【理由①】早朝・深夜勤務が「きつい」
【理由②】長時間勤務が「しんどい」
【理由③】給料が低いから「やめとけ」
・タクシー会社を選ぶ8つのポイント
【ポイント①】会社の規模は大きいか

【ポイント②】研修は充実しているか
【ポイント③】勤務形態は柔軟か
【ポイント④】給与保証はあるか
【ポイント⑤】福利厚生は充実しているか
【ポイント⑥】寮や社宅はあるか
【ポイント⑦】自社無線や配車アプリを活用しているか
【ポイント⑧】トラブルへのサポートはあるか
・タクシー運転手に向いている人、向いていない人
・タクシー運転手の仕事内容
【1日の流れ】昼勤務のMさんの場合
【1日の流れ】夜勤務のSさんの場合
・タクシーの種類
【種類①】役員送迎ドライバー(ハイヤードライバー)
【種類②】観光タクシードライバー
【種類③】レンタルドライバー
【種類④】エンジェルプランドライバー
【種類⑤】キッズタクシードライバー
【種類⑥】デリバリードライバー
【種類⑦】介護タクシードライバー
【種類⑧】おつかいドライバー
・名古屋市のタクシー会社事情
・まとめ

タクシー運転手への転職が多い理由

リクルーターコラム あんしんネットグループ 自由な働き方

タクシー運転手として働く人たちの大半が未経験スタートです。
私が採用を務めているあんしんネットグループでは98%が未経験スタートと、経験者の方が珍しい存在。
なぜタクシードライバーの仕事に未経験者が多いのか、以下の理由が挙げられます。

【理由①】歩合給で高収入が目指せるから

未経験からタクシー運転手へ転職する人が多い理由の一つに、「歩合給で高収入が目指せる」ということが挙げられます。
タクシー運転手の給与体系は、固定給よりも「歩合給」の方が多く、働いた分しっかり給与に反映される「歩合給」に魅力を感じる人は少なくありません。
お客様をいかに多く対応するか、効率の良いルートはどこかなど、自分なりの運行計画を立てることで、成果が収入となって返ってきます。

都市部では特に夜間や週末にタクシーの需要が高まりやすいため、働き方次第で効率よく収入を増やすことが可能です。
例えば、通勤時間に合わせた勤務や、割増料金が適用される深夜を勤務時間に選ぶことで、未経験でも比較的早い段階から高収入を目指せる可能性は大いにあります。

企業にありがちな「サービス残業」もタクシー運転手には関係ありません。
お客様の送迎が終わり次第仕事は終了でき、時刻が過ぎたとしても送迎によるものであれば、その分きちんと給与に反映されます。

【理由②】自分のペースで勤務ができるから

タクシー運転手は、自分のペースで勤務ができる仕事です。
タクシー運転手の勤務シフトは比較的自由で、個人のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

例えば「生活リズムを崩さない日勤」「できるだけ高収入を目指すために夜勤」など、それぞれの目的や都合に応じてスケジュールを調整しやすい点が大きな魅力です。
多くのタクシー会社では「隔日勤務」や「昼・夜勤」などのシフトが用意されており、家庭や趣味との両立も可能です。

このような「自分のペースで勤務ができる」環境が整っていることが、未経験者にとってタクシー運転手の転職を選ぶ理由の一つとなっています。

【理由③】休みが多く、プライベートの時間を取りやすいから

タクシー運転手は意外に感じるかもしれませんが休みが多く、プライベートの時間が取りやすい職業です。
お客様の命を預かる仕事である分、勤務時間や休暇については厳密に管理されており、残業や休日出勤などはありません。
タクシー会社の働き方として多いのは1回の勤務時間を長くし、代わりに休みを多めに取る「隔日勤務」という働き方です。
1回の勤務が長い分、まとまった休みが確保できるため、人の流れが少ない平日に旅行を楽しんだり、家族との時間を楽しんだりというドライバーが多くいます。

【理由④】業務に対するプレッシャーが少ないから

タクシー運転手の業務で上司や同僚と密接に関わる場面は多くありません。
そのため、他の業種に比べて人間関係やノルマ、成績に対してのプレッシャーが少ないと言われています。

一般的なオフィスワークでは、期日や他部署との連携などが多い一方で、タクシー業務では基本的に個人で完結できるため、目の前のお客様と真摯に向き合うことが仕事です。
「お客様を目的地まで送り届ける」ということが業務であるため、個人のノルマは設定せずドライバーに業務量を任せている会社も多くあります。

営業のように日々ノルマや数値に追われている方にとっては、自分の裁量で進められるタクシー運転手は魅力的な職業といえるでしょう。

【理由⑤】人間関係に悩みにくいから

先ほども紹介したように、タクシー運転手は職場内でのコミュニケーションが多くありません。
コミュニケーションの大半はお客様と行うことが多く、一般的な職場にありがちな同僚や上司との人間関係で悩む機会が少ない利点があります。
業務自体も個人のペースで業務を進められるため、他人の進捗や評価を気にせずに集中して仕事に取り組めます。

コミュニケーションが必要となる配車担当者とのやりとりも最小限です。
無線で指示を受けるときや出退勤時以外は基本的に一人の時間が確保されるため、仕事上でのストレスが少なく、精神的な負担を軽減しながら働くことができます。

【理由⑥】休憩時間が自由だから

接客やコミュニケーションを取ることが好きな方にとって、タクシー運転手は天職です。
タクシー業務では、さまざまなお客様との出会いがあり、移動中に会話を楽しめることが魅力です。
観光客や地元の方、ビジネスマンなど、多種多様な人々と接することができ、日常では味わえないエピソードや情報を得られることも少なくはありません。

また、運転手としてお客様に快適な時間を提供するためのさりげない会話や対応が喜ばれることもあり、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる機会も多くあります。
お客様の気質に合わせて、聞き手となるのか、話し手になるのか。
それとも静かな空間を提供するのか、お客様に応じて臨機応変な対応が求められます。

コミュニケーションが好きな方や、人と接する仕事に興味がある方にとっては、お客様とのふれあいが大きなモチベーションとなり、仕事の楽しさを感じられるでしょう。

【理由⑦】お客様とのコミュニケーションが楽しめるから

接客やコミュニケーションを取ることが好きな方にとって、タクシー運転手は天職です。
タクシー業務では、さまざまなお客様との出会いがあり、移動中に会話を楽しめることが魅力です。
観光客や地元の方、ビジネスマンなど、多種多様な人々と接することができ、日常では味わえないエピソードや情報を得られることも少なくはありません。

また、運転手としてお客様に快適な時間を提供するためのさりげない会話や対応が喜ばれることもあり、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる機会も多くあります。
お客様の気質に合わせて、聞き手となるのか、話し手になるのか。
それとも静かな空間を提供するのか、お客様に応じて臨機応変な対応が求められます。

コミュニケーションが好きな方や、人と接する仕事に興味がある方にとっては、お客様とのふれあいが大きなモチベーションとなり、仕事の楽しさを感じられるでしょう。

【理由⑧】女性でも活躍できるから

タクシー運転手として活躍するのは男性だけではありません。
タクシー運転手は近年、車好き・運転好きの女性からも人気が高く、タクシー会社も女性運転手の採用に積極的です。
女性専用の休憩室や、夜間勤務が難しい場合は日中のみの勤務が選べるなど、体力や生活リズムに合わせた働き方ができるようタクシー会社はさまざまな取り組みを行っています。

女性ドライバーならではの細やかな接客・気配りはお客様に評価される場面も多く、お客様からの信頼を得やすいことや、女性のお客様にとっては同性である女性ドライバーの方が安心できるといった強みが活かせます。
産休・育休も取得しやすいため、子育てや家庭との両立を目指す女性にとっても、シフトの融通が利きやすいタクシー業界は魅力的な選択肢です。

【理由⑨】将来性が高いから

近年、タクシー運転手が転職先として人気なのは「将来性が高い」点も挙げられます。
タクシー業界は高齢化社会や地域密着型の移動ニーズの増加に伴い、今後も需要が高まると予想されいます。
公共交通機関が限られた地域では、住民にとって重要な移動手段としての役割が大きく、地域社会に貢献できる仕事としての将来性は高いと言えるでしょう。

近年ではキャッシュレス決済や配車アプリの導入など、サービスの利便性も向上しており、タクシー業界はテクノロジーの進化とともにさらなる発展が見込まれています。
こうした技術革新により、乗客の利便性が向上するとともに、タクシー運転手にとっても効率よく業務を行える環境が整いつつあります。

介護や観光といった新しい分野でもタクシー運転手の役割が増え、多様なスキルや知識を身につけることでキャリアアップも目指しやすくなっています。
介護経験を活かせる「介護タクシー」やお子様の送迎を親御さんに変わって行う「キッズタクシー」、妊婦さんを病院に送り届ける「陣痛タクシー」など、これまでのスキルや自身の経験を活かしながら働く方法もあります。

【理由⑩】定年が遅く、長く勤務できるから

タクシー運転手の定年は仕事の特性上、他の職業より遅く長期間にわたり勤務できます。
一般的な職種では、60歳前後で定年退職を迎えることが多いですが、タクシー業界は比較的高齢でも働くことができ、健康かつ運転に問題がなければ70歳以上のドライバーも珍しくありません。

定年が遅い理由は、タクシー業務が体力の限界を超えるような過度な負担がなく、長年培った運転技術や経験が大きな武器になるためです。
また、年齢を重ねたドライバーは、道や土地勘に詳しく、丁寧で落ち着いた接客ができると評価され、顧客からの信頼も高い傾向があります。
中高年のドライバーや、将来を見据えて長く続けられる仕事を求める方にとって、タクシー運転手は魅力的な選択肢であり「元気なうちは働きたい」という方にとっても、タクシー運転手が転職先の候補となっているのです。

関連記事▶タクシー運転手のタクシードライバーのメリット・デメリット

タクシー運転手が「きつい」と言われる理由

タクシー運転手 きつい やめとけ しんどい

「タクシー運転手」というワードで検索すると「きつい」や「やめとけ」といったようなネガティブな情報が目に入ります。
先ほども紹介した通り、ポジティブな面を多く持つタクシー運転手ですが、一体なぜそのようなネガティブな言葉が結びついているのでしょうか。

理由は大きく3つあります。

【理由①】早朝・深夜勤務が「きつい」

タクシー業界では早朝や深夜勤務があるため、「きつい」と感じる方もいます。
夜勤を経験している方であれば、それ程きつさは感じないかもしれませんが、日勤に慣れている方にとっては眠気や長時間にわたる勤務で疲労を感じてしまうかもしれません。
また、夜の時間は治安が乱れ酔客によるトラブルにも悩まされがちです。

深夜料金が加算されるため、高収入が狙える働き方であるものの、夜勤に慣れていない方にとっては「きつさ」を感じてしまう要因となります。

【理由②】長時間勤務が「しんどい」

タクシー運転手によくある隔日勤務では朝の8:00~翌5:00までというように長時間の勤務が一般的です。
しかし、勤務時間の中には3時間の休憩が含まれているため、ずっと走り続ける訳ではありません。
合間で仮眠を取ったり、眠気覚ましにコーヒーを飲んだりして、自分なりに休憩を挟みながら勤務ができます。
勤務明けは休みとなり、まとめて働く分、月の半分程度がお休みになります。

【理由③】給料が低いから「やめとけ」

タクシー運転手のイメージとして「給料が低そう」と考える人は多くいます。
しかし、歩合制であるタクシー運転手の給与は決して低くはありません。
実際に勤務しているドライバーも「友人の中で1番稼いでいる」という方は多く、一般企業で働く方よりも高収入であるドライバーは少なくありません。

タクシー会社を選ぶ8つのポイント

タクシー会社選びの5つのポイント

タクシー会社では未経験の転職者に向けてさまざまなサポートを行っています。
転職に失敗・後悔しないためにも以下の6つのポイントを押さえて自分に合った会社を見つけましょう。

【ポイント①】会社の規模は大きいか

会社の規模が大きいほど研修制度や車両台数が整っており、お客様からのニーズが高いことが伺えます。
規模の小さな会社の場合もアットホームな雰囲気で歩合率が高いといったメリットもあるため、一概にどちらの方が良いとは言い切れません。

しかし、未経験からスタートすることを考えればサポートが充実している大手の方が安心して勤務できるでしょう。

【ポイント②】研修は充実しているか

第一種普通自動車免許のみを取得している方は、第二種免許の取得についてサポートが受けられるかどうかを確認しましょう。
入社前に自腹で取得しておく必要があるのか、それとも入社後に会社負担で受けられるのか。
実際に給与が払われるのはいつ頃なのかも重要です。
そのほかにも

・土地勘をカバーできる研修はあるか
・接客に関する研修はあるか

といった点も確認が必要です。
新人ドライバーにとって、研修制度は非常に重要です。
未経験の場合は業界に対する知識やスキルが乏しいため、しっかりとした研修が受けられるかどうかを確認しましょう。
地域の地理や運転技術に関する研修だけでなく、接客に関するトレーニングも重視している会社が理想です。

【ポイント③】勤務形態は柔軟か

タクシー運転手はシフト制で働くため、自分のライフスタイルに合わせて勤務時間を選べることも魅力です。
できるだけ高収入を選ぶのであれば夜勤がオススメですが、生活リズムを変えない日勤のみの時間帯を募集している会社もあります。
家庭を持つ方やプライベートを充実させたい方にとっては、柔軟な勤務形態は大きなメリットとなるでしょう。

どのような働き方ができるのか、自分の希望通りの働き方なのかを確認しましょう。

【ポイント④】給与保証はあるか

タクシー業界では、転職直後の不安を軽減するために「給与保証制度」を設けている会社が多くあります。
この制度があれば歩合制の多いタクシー運転手でも、一定期間は決まった収入を保証してもらえるため、安定した収入を得ながら業務のスキルを身に付けることが可能です。
乗客の需要が多い場所や地理に不慣れな新人ドライバーにとって、デビュー直後は思うように収入を得られないことが考えられます。
給与補償制度があれば、大きな安心材料となるでしょう。

【ポイント⑤】福利厚生は充実しているか

長く勤務する上で福利厚生の充実度も欠かせません。

・社会保険や退職金はあるのか
・社宅があるのか
・有給や育休、介護休暇は取得しやすい環境か

といった福利厚生の内容を確認しておきましょう。
社会保険や年金制度はもちろん、今後結婚を考えている方にとっては育児休暇の有無も重要です。
中高年であれば、両親の介護も考える必要がでてくるため、介護休暇が取得できるかどうかも確認しておきましょう。

【ポイント⑥】寮や社宅はあるか

新たな土地で仕事を探したい方や、現在社宅に住んでいる方にとって、社員寮や社宅の有無は重要です。
タクシー会社によっては営業所近くでアパートを借り上げたり、家具家電付きで暮らせたりと、1から住む場所を調べ入居することを考えると、かなり安く済むことがあります。

寮や社宅が無い場合でも、家賃補助があるかどうかを聞いておきましょう。
家族がいる場合は家族手当なども確認しておくと良いですよ。

【ポイント⑦】自社無線や配車アプリを活用しているか

最近では、多くのタクシー会社が自社無線や配車アプリを活用しており、走行しながらお客様を探す「流し」は徐々に減っています。
「流し」が少ないほど、お客様の乗車率が高く、収入も上がるということです。
効率的にお客様を見つけられるものを活用しているかどうかも、未経験転職者にとっては重要です。
自社無線やアプリを使っているか、利用率はどの程度なのかを意識して会社を選ぶと良いでしょう。

【ポイント⑧】トラブルへのサポートはあるか

タクシー業界において、トラブル対応に関するサポートは必須です。
タクシー運転手は日々多くの乗客を乗せ、様々な状況に遭遇することが避けられません。
事故や強盗に遭う可能性もあるため、どのような時間帯であっても会社のサポートが受けられるのか確認しておきましょう。

近年ではタクシー会社もドライバーの安全を守るためにトラブル対応の窓口を設けていることが増えました。
24時間いつでも対応してくれるサポートセンター、周りのドライバーに助けを求める緊急連絡システムなどは、トラブルが起きてもドライバーだけに対応を任せず、社内全体でサポートできる体制です。
会社によっては運転手がトラブルに直面した際の対応方法を学べる研修やセミナーを定期的に実施している会社もあります。

タクシー運転手に向いている人、向いていない人

タクシー運転手 向いている人 いない人

タクシー運転手に向いている人は

・人と接することが好き
・体力に自信がある
・自分のペースで仕事を進めたい
・相手に合わせた臨機応変な対応が得意
・気配りができる
・安全運転に自信がある
・交通ルールをしっかり守れる
・冷静な判断力と適応力がある

という人です。
タクシー運転手の仕事は、予約送迎や急いでいるお客さまであれば時間に追われることはありますが、基本的には自分のペースで進められます。
運転が好きな方や運転を褒められた経験がある方にとっては、タクシー運転手の仕事は天職と言えるかもしれません。

一方で、タクシー運転手の仕事に向いていない人は

・長時間の運転が苦手
・人と接するのがストレス
・気を取られやすい

という人です。
人と関わる仕事である以上、コミュニケーションに苦痛を感じる人にタクシー運転手の仕事は不向きかもしれません。
苦手な面に関しては研修で改善する余地はあるものの「運転が嫌い」と感じる人も、タクシー運転手の仕事は苦痛に感じてしまうでしょう。

タクシー運転手の仕事内容

タクシー運転手 仕事内容 1日の流れ

ここまで読み進め、タクシー運転手に対する理解が深まったでしょう。
ここからは実際にあんしんネットグループで働くタクシー運転手MさんとSさんに仕事内容や1日の流れを見てみましょう。

【1日の流れ】昼勤務のMさんの場合

「家族の時間を大切にしたいので…」といった理由で、昼勤(月8日休み)のシフトを選んだMさん。
6時~17時までの勤務を見てみましょう。

午前6時~

家族がまだ寝静まっている自宅から出勤したMさん。
営業所で朝の点呼を受け、相棒である車両の点検を行います。
準備ができたら、いざ出発!
業務スタートです。

午前6時30分~

昼勤のポイントは高齢の方の利用が多いということ。
通院のためにタクシーを利用されることが多く、基本的に自宅や病院への送迎が多くなります。
大体の病院は9時からですが「8時30分には病院に着いておきたい」という方も多く、事前に予約している方も少なくはありません。
また、通勤時間ということもあり、出社に利用する方も多くいます。

午前9時~

出社の方の送迎は落ち着きましたが、病院送迎はまだまだ終わりません。
病院だけでなく買い物に出かけるために利用する方も増え始めたため、順に対応していきます。

午前10時~

10時になると、病院から退院される方も現れ始めます。
引き続き買い物で利用する方や、市役所に行きたいという方、営業回りに利用する方も増え始めます。

午後1時~

午前の送迎がひと段落したところで、お昼休憩。
日によって休憩のタイミングはずれ込みますが、大体午後1時頃になることが多いようです。

午後2時~

休憩を終え、気分もリフレッシュ。
病院へ午後の診察を受ける方を送迎します。

午後3時30分~

病院への送迎が落ち着いた所で、再び買い物に向かう方の送迎を行います。
百貨店は、さまざまな世代に人気の行き先です。
お客様が途切れ、少し空き時間ができたので水なし洗車で相棒を労います。
業務もあと少し…気合を入れて業務に戻ります。

午後4時~

業務終了まで1時間。
流し(路上で乗車させる)のお客様を対応します。

午後5時~

本日の仕事も無事に終了!
営業所に戻り売上を入金。
日報を提出し、家族の待つ自宅へ帰ります♪

【1日の流れ】夜勤務のSさんの場合

タクシー運転手 夜 夜勤

「夜勤は前職で慣れている」「できるだけ稼ぎたい」というSさん。
前職は夜勤がある仕事だったため、働く時間帯は特に気にはしていなかったそう。
お休みはMさんと同じく月8日休みです。

午後5時30分~

昼勤務のドライバーから車両を引き継ぎ。
車両に異常がないか、点検を行います。
営業所で点呼を受けていざ出庫!

午後6時~

この時間は仕事終わりのビジネスマンの利用が多くあります。
自宅へ帰る人もいれば、仕事終わりに同僚と呑みに行く人も…
また、Sさんと同じように夜勤に向かう人の利用も以外に多いんだとか。
夜に働いているのは自分だけじゃないんだな…と少し安心するそうですよ。

午後8時~

ビジネス街から繁華街への移動が一段落すれば、繁華街を回って流しを行います。
夜でも賑やかな繁華街は、走っていても鮮やかです。

午後9時~

一段落ついたので、30分だけ休憩。
近くのコンビニでコーヒーを購入し、眠気をとばします。

午後9時30分~

この時間は仕事終わりに呑んでいた方が自宅に帰るために利用されることが多いです。
あとは、繁華街で働く人たちですね。
予約を順にこなしていきます。

午後10時~

午後10時からは深夜料金が加算されます。
終電前に帰宅する人たちで予約がひっきりなしに入り、夜勤の時間帯で1番忙しい時間帯です。

午前0時~

終電時間が過ぎれば予約も落ち着くため、流しのお客様を対応。
繁華街では終電を逃してしまった人や従業員、郊外では病院関係の人を乗せることが多くあります。
終電時間が過ぎた駅前も終電を逃してしまった人がいるので、ねらい目です。

午前2時~

少し眠たくなってきたので、眠気覚ましのコーヒーで休憩。
夜勤も残り2時間30分ほど。
あとひと踏ん張り頑張ります。

午前2時30分~

この時間になると、規則性は特にありません。
ほとんどの人が自宅で眠っている時間ですからね。
街中を走りながら流しでお客様を対応していきます。

午前4時30分~

無事に本日の業務が終了しました。
売上を入金し、日報を提出!
お疲れ様でした!

タクシーの種類

タクシードライバー 種類

タクシー運転手の仕事は先ほどのMさんSさんが運転するような、どんな方でも乗れるタクシーだけではありません。
タクシーの需要は年々増加しており、時代の流れと共に一般的なタクシー以外にも「○○タクシー」というような専門的なタクシーも登場しています。

あんしんネットグループでも多くの専門タクシーが運行中。
あんしんネットの場合は、通常のタクシー運転手として独り立ちし、専門タクシーごとに定められている試験に合格すれば運行が可能になります。
スキルや自分の「好き」を活かして働けるタクシーもあるため、どのようなタクシーがあるのか知っておきましょう。

【種類①】役員送迎ドライバー(ハイヤードライバー)

役員送迎ドライバーは、会社社長や役員といった方の送迎を行う専門タクシーです。
車両も役員に合わせ、センチュリーやベンツといった高級車を運転します。
基本的に送迎は予約制となっており、ドライバーにはお客様に失礼のないよう、一般的なタクシー運転手以上の接客・運転スキルが求められます。

役員送迎ドライバーは予約制である分、1日の運行計画を立てやすく給料も安定しやすいメリットがあり、1回当たりの料金も高めに設定。
あんしんネットグループでも、役員送迎ドライバーになれるのは会社が認めたドライバーのみ。
タクシー運転手として一流を目指すのなら役員送迎ドライバーは1つの目標といえるタクシーです。

▶役員送迎ドライバー(ハイヤードライバー)の募集要項はこちらから

【種類②】観光タクシードライバー

観光タクシードライバーは観光地をお客様と一緒に回り、移動をサポートします。
地元で働くドライバーにとって、生まれ育った土地の観光地であればよく知っているかと思うかもしれませんが、意外に地元だからこそ知らないことは多くあります。

そのため、観光タクシードライバーになるのであれば地元の観光地について知ることからスタート。
観光地までのルートも何通りか用意しておくことで繁忙期の渋滞を避け、お客様をスムーズに案内できます。
観光地だけでなく、周辺の美味しい飲食店もリサーチしておくとお客様に喜ばれます。

▶観光タクシードライバーの募集要項はこちらから

【種類③】レンタルドライバー

レンタルドライバーは、飲酒や不慮のトラブルに巻き込まれた際、運転手に代わって車を運転するドライバーのことです。
お客様の車で移動する分、お客様はリラックスしやすく、お得に移動ができます。

【種類④】エンジェルプランドライバー

エンジェルプランとは、名古屋市で2人に1人が登録しているほどの人気のサービスです。
対象は、出産を予定している妊婦の方。
登録の際に産院と予定日を入力しておくことで、陣痛が始まった際にドライバーのやりとりを最低限に抑え、迅速に産院へと移動できます。

▶エンジェルプランドライバーの募集要項はこちらから

【種類⑤】キッズタクシードライバー

ご両親が仕事や入院でお子様の送迎ができない際、代わりにお子様を送迎するのがキッズタクシードライバーです。
令和の現代では核家族化が進み、近くに頼れる家族がいない家庭が増加。
共働きの家庭も増加したことで、キッズタクシーの需要は高まりつつあります。

あんしんネットのキッズタクシードライバーは、ママ・パパが多く、同じ親として理解できることが多くあるんだとか。
ドライバー自身も出勤時には営業所にある託児所に子どもをお願いして勤務しています。

▶キッズタクシードライバーの募集要項はこちらから

【種類⑥】デリバリードライバー

お客様が注文した商品をお届けするデリバリードライバーをタクシー会社が担当することもあります。
食料品宅配のニーズが増えたことで、需要が高まっています。

【種類⑦】介護タクシードライバー

介護タクシーとは、要介護状態の方や体が不自由な方の移動をサポートするタクシーのことです。
介護保険が適用されるため、利用される方は各自己負担金に合わせた料金を支払います。

ドライバーは、利用される方へ適切なサービスを提供できるよう「介護職員初任者研修」の受講が必要となります。
運転だけでなく、乗降のサポートや車いすでの介助も必要となるため、介護職経験を活かしたい方は介護タクシードライバーを目指すと良いでしょう。

\介護タクシーについて詳しく知りたい方は下記のページから/
▶初年度から年収500万!?介護タクシードライバーの魅力

▶介護タクシードライバーの募集要項はこちら

【種類⑧】おつかいドライバー

おつかいドライバーはお客様の「ちょっとしたおつかい」を行うドライバーのことです。
おつかい内容はさまざまあり、買い物や郵便物の投函、お薬の受け取りといったちょっとしたおつかいをお客様に代わって行います。

▶おつかいドライバーの募集要項はこちらから

名古屋市のタクシー会社事情

名古屋のタクシードライバー事情

観光地として栄える名古屋市でもタクシードライバーの求人は多くあります。
例えば、名古屋市内で売上シェアナンバー1を誇るあんしんネットグループでは

二種免許取得費用補助:普通免許があれば二種免許は入社後に会社負担で取得
安心の研修制度:自社所有の研修施設にて、最大1年間!デビューまでしっかりとサポート
安定の「つばめグループ」:名古屋での知名度はバツグン!あんしんネットはその中でも売上シェア1位
給与保証制度:最大30万円の給与を保証!
未経験でも稼げるシステム:5つの配車アプリ(GO/UBER/DiDi/S.RIDE/スマタク)やAI需要予測を使うことで、未経験でもお客様が見つからないという不安はありません
充実の福利厚生:社保完備はもちろん、男性の育休取得実績は75%!(全国平均は17%)
選べる働き方:生活リズムを変えない日勤や、週休3日制などを採用し、ドライバーの身体的負担を軽減

といった、未経験の転職者でも働きやすい環境を整備。
厚生労働省愛知労働局から「働き方改革」に積極的に取り組んでいる企業として「AICHI WISH企業」としても認定されており、多くの未経験者が活躍しています。
どのような働き方をしたいのか、どういった点を重視するのかを考え、自分に合ったタクシー会社を探してみましょう。

\あんしんネットグループについては下記のページから/
▶転職者の「知りたい」が丸わかり!未経験者向け研修制度・給与・キャリアについて答えます!

まとめ

あなたの「もっと」を叶えるつばめあんしんネットグループ 2

タクシー運転手は未経験からでも十分活躍できる職業です。
研修制度や免許取得支援、収入保証制度など、転職者向けのサポートを充実させている会社が多いため、不安なく新たなキャリアをスタートできます。
会社選びにおいては、研修制度や収入保証、福利厚生、サポート体制などのポイントを押さえ、自分に合ったタクシー会社を選ぶことが大切です。
タクシー運転手としての新しいキャリアをスタートさせ、充実した働き方を実現しましょう。

\タクシー運転手の働き方、年収をもっと知りたい方はこちら/
▶あんしんネット│各ドライバーの募集要項

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