こんにちは、株式会社あんしんネットなごやです!
今回は、『介護タクシードライバー転職体験記』です。
やむを得ず実家の両親の介護をしなくてはいけなくなった筆者の介護タクシードライバーへの転職物語。
なぜ介護タクシードライバーに?さまざまきっかけがあったようです。


①介護士として働く毎日でした

愛知県名古屋市で生まれ育ち、地元の学校を卒業後に上京しました。一度、転職を経験してから介護系の資格を取得、しばらく高齢者が入居している有料老人ホームで介護士として勤務していました。報酬は多くはないですが、現場のリーダーとして利用者さんからの信頼が働き甲斐に繋がりました。そんな中、名古屋市にいる実家の両親の体調が悪くなりました。 私は一人っ子で頼る身内もおらず、頻繁に東京から名古屋市に戻り介抱をしていました。その際にはタクシーを利用することも多く、タクシードライバーさんとさまざまな会話をしました。未経験のことばかりで辛い思いをしていたころ、タクシードライバーさんとの会話の中でよく励ましてもらえました。いつかは親の体調が悪くなるというのは起こると覚悟をしていましたが、いざその立場に立つと、自分の両親でありがならも精神的にかなり滅入っていました。両親の体調不良で頻繁に名古屋に帰省していたため、勤務先の有料老人ホームにこれ以上迷惑をかけるわけにもいかず、やむなく退職すりことにしました。前職の退職は職場に物足りなさを感じてのことでしたが、今回の退職は心残りが多かったのですが、タクシードライバーへ転職しました。ただ未経験のことだったことに加え退職に対する残念な気持ちが残り複雑な気持ちで臨みました。

②ついに転職。就職先は大手タクシー会社

愛知県名古屋市の実家の親の体調不良があり、東京での介護職を退職し実家に戻りました。いくら介護の仕事をしていたといえど両親の介護は簡単なものではありませんでした。その後両親は、半年ほどで普通の生活が出来るところまで回復、私は失業保険も切れていたこともあり就職活動を始めました。決まった転職先は名古屋愛知の大手タクシー会社です。
転職サイトを探して見つけました。 東京で働いていたときによくタクシーを利用していましたが、運転手さんがとても感じが良く、会話を楽しみ、仕事で疲れている私はとても癒されていました。愛知県名古屋市から上京したばかりの私は不慣れで、地理感のない人への道案内や急いでいる人には近道を通って余裕をもって送り届けてあげる・・・そんなお客さんが乗り込んでから、目的の場所までの短い時間の間に様々にコミュニケーションが図れるんだなとタクシードライバーの仕事にとても魅力を感じていました。もしかしてその時から転職するならばタクシードライバーということを決めていたのかもしれません。 当時、介護施設で高齢者さんの介護をしながら、さまざまな経験をし、対話の必要性をいつも感じていたから余計かもしれません。
そんな中、タクシー会社に就職し少しすると、未経験ですが介護タクシーのタクシードライバーとして勤務することになりました。過去の経験で対話の必要性を感じており、ドライバーになってからはさらに強くなったのかなと思っています。

③介護タクシーのドライバーとして働らく毎日とその喜びとは?

転職先の大手タクシー会社は、福利厚生関係もしっかりしていました。また、転職者も多くいました。いわゆる過剰労働が問題になった運送業界でタクシー会社のタクシードライバーも中にはいましたが、私の会社はタイムカードの確実利用の徹底が図られて、途中入社の未経験者にも優しい健全な労務環境が担保されています。地元愛知名古屋でも誠実に対応している会社だと思います。そのため、両親が体調を崩した場合も介護休暇等で臨機応変に対応することが出来ています。
そして、時代の流れもあり介護タクシーの台数を増やすことになり、社内で募集がありました。私は介護資格や経験があるので立候補しました。介護タクシーのドライバーには「普通自動車二種免許」「介護職員初任者研修」の取得が義務づけられています。私は前職で「介護職員初任者研修」を取得していたので改めて何か資格取得することもなかったので、会社としても都合がよかったようでした。 保険適用となる介護タクシーの利用目的は決められており、利用者さんの通院(受診、リハビリなど)の時の足として動きがその主たるものではあります。それと利用者自身でなければならない調整や買い物(補装具・補聴器・メガネなど)の際にも利用することが出来るのです。ほかには、預金の引き下ろしとか選挙投票公共機関における日常生活に必要な申請や届け出の際にも利用することが出来ます。介護タクシードライバーでの私の仕事は、ほとんどが通院補助です。顔なじみの人たちの送り迎えが多く、名古屋愛知の病院には相当詳しくはなりました。未経験のことが毎日あり、やりがいのある新鮮な日々を送っています。


最後に・・・

いかがでしたでしょうか?転職にはさまざまなきっかけがあります。まさに過去の経験を活かすことができ、活き活きと過ごせるようになった筆者は転職大成功でしたね。